こんにちは、CKワープ臨床研究.界-kai-代表の岡田です。
今、世間は3連休なんですねー、知らなかった。
本日も臨床のことを書きたいと思います。
やはり臨床研究.界-kai-なので、私は臨床中心主義です。
今日はアトピーについての臨床報告です。
昔は自分の子供がアトピーだったこともあり、
かなり力を入れてアトピー臨床をやっていました。
もちろん、今でもやるのですが、
臨床のやり方はかなり違います。
昔は、内臓テクニックや頭蓋骨テクニックで
物理的な肉体の状態をよくする方法がメインでした。
もちろん、それでも良くなるのですが、
時間がかかるのと、これでアトピーが良くなったと思い、
施術をやめてしばらくすると戻っていた・・。
なんてこともありました。
今は、アトピーをやっている本当の原因を見つけて、
その情報修正がメインです。
物理的な肉体へのテクニックはあまりしません。
アトピーという症状の背景にある
情報に対して修正を加えます。
すると、改善も早いし戻りにくいのです。
生後5ヶ月の赤ちゃんアトピー
Aくん、現在5ヶ月。生後2ヶ月から乳児湿疹、アトピーと典型的なパターンで病院にも行っているが、薬はあまり使いたくないとお見えになりました。
お父さんもアトピーがあるので、体質的には皮膚が弱い。
実際に触ったら、赤ちゃんなのにガサガサのお肌・・。
子供が痒がる姿を見るのは親として辛いですよね。
まずは、カウンセリングでいろいろとお聞きします。
カウンセリングも何のためにやるのか?
リピートさせるため?
回数券を売るため?
治療院ビジネス的な要素じゃなく、
アトピーをやめさせるためのカウンセリングです。
聞くことは、アトピーのことというよりも、
お母さんの妊娠中の状況、
今のお母さんのストレスや生活状況
家族構成など
赤ちゃんよりもお母さんや家族のことがメインです。
なぜ、子供よりもお母さんのことを聞くのか?
そこに原因があることが圧倒的に多いからです。
もちろんお父さんも関係しますが、臨床的にはお母さんとのつながりが圧倒的に強い、お腹の中に10ヶ月もいて、そこで育ってるのだから当然です。
お母さんと赤ちゃんは完全につながっています。
それは妊娠中は当然ですが、
生まれた後も、子供がまだ小さい時は、
エネルギー的には繋がっています。
一心同体です。
お母さんがストレスを感じると、
子供も同じようにストレスを感じています。(特に妊娠中は!)
これは頭に入れておいて下さい。
ただ、勘違いして欲しくないのですが、
子供がアトピーだからと言って、
別にお母さんが悪いわけでも、責任があるわけでもありません!
それだけお母さんの存在は子供には大きいということです。
そうは言っても母親は、この子のアトピーは私の責任だ!
私がちゃんとしていれば、
私がもっと○○してれば・・。
と、思ってしまうものです。
でも、それは、
絶対に✖✖✖
なぜなら、それは
自己否定!だから
さっきも話したように、赤ちゃんとお母さんは
生まれた後もエネルギー的には繋がっています。
ということは、自己否定を
赤ちゃんも感じてるということ。
アトピーがある自分はダメなんだ、アトピーがあったら愛してくれないんだ。
赤ちゃんが無意識化でこう感じているということです。
これは厄介ですよ、なぜなら、
アトピーを治そうとすればするほど、潜在意識では「アトピーがあるダメな自分」を無意識に強調してしまうからです。
それでは、余計にアトピーが良くなりません。
お母さんは絶対に自己否定しない!
赤ちゃんだけじゃなく、アトピーがあるお子さんがいたら、
アトピーでも大丈夫。
あなたはあなた!
こういうスタンスで接して下さいね。
この子はアトピーだから、かわいそう。
この子はアトピーだから、不自由。
この子はアトピーだから、人に見られたくない。
親が子供のことをこういうスタンスで見ると、
潜在意識では、さっき言ったように、
自分はアトピーだからダメなんだ。
と捉えてしまうのです。
これは口に出さなくても、ミラーニューロンを介してそう感じてしまうのです。すると、子供はずっとアトピー患者を演じます。
ここは非常に重要なポイントです。
アトピーの原因は?
Aくんのアトピーの原因を、CKワープを使って調べました。
まず、初回に出てきたのが、お母さんの心が不安定。
お母さんに詳しく聞くと、Aくんは双子、育児が大変なので義理の母が手伝いにきてくれていて、すごく助かるけどストレスもかなりあるとのこと。
さっきも話したように、母親の感情はそのまま子供も感じています。ただ、これは今現在の問題なので直接的なアトピーの原因ではありません。でも、お母さんがストレスを感じると、子供もストレスを感じています。
次回からはお母さんも一緒に施術することになりました。
それが一番早い改善方法です。
2回目、3回目と施術を進めていくと、
出てくる潜在的な問題も深くなります。
2回目では、まだ生まれる前、
胎児期6ヶ月の頃に「後悔」がある。と検査結果が出ます。
詳しくお母さんに聞くと、
体外受精で授かった子で、双子になる可能性も当然わかってた。でも、実際に双子とわかると、ちゃんと育てられるか?などの不安や心配の感情が出てきて、後悔があるのかも、とのこと。
あと、出産時の「戦慄」という感情
帝王切開で怖さを感じてていて、その感情が残っていました。
3回目では、胎児期8ヶ月の頃の双子の弟君との関係、
4回目では、胎児期8ヶ月の頃の、自己否定という感情
この頃は切迫早産でお母さんが自己否定真っ最中だたそうです。
こんな感じで、その時に出てくる問題はバラバラです。それをひとつづつ情報修正していくと、アトピーを表現する必要がなくなるので、改善していきます。
先日来たときは、かなりアトピーが良くなっており、
ガザガサのお肌もかなりマシになっていました!
まだまだ施術は必要ですが、
赤ちゃんなので、早く良くなりそうです。
赤ちゃんの施術ポイント
私が赤ちゃんの施術をする時は、以下の3点を意識しています。
その1.赤ちゃんの潜在意識にある問題を修正する
その2.お母さんも一緒に施術する
その3.お母さんの心の負担を少なくしてあげる
このあたりがケア出来ると、アトピーだけじゃなく、
赤ちゃんに出る問題はかな改善します。
赤ちゃんは、大人と違って自我が少ないので、
非常に変わりやすいです。
当然、アトピーなどの問題も圧倒的に改善しやすいです。
これは他の問題でも同じです。
アトピーであれば、もちろん栄養や食事も大事ですし、スキンケアなどもいいと思います。ただ、これらは表面的な部分なので、ここだけやってもなかなかよくなりません。潜在的な問題と一緒にやると効果的です。
赤ちゃんは、なるべく早い段階で施術してあげると、その分改善は早くなります。あなたの周りにも赤ちゃんアトピーの子はたくさんいます。
ぜひ、その家族の救いになってあげて下さい。
参考にしていただけば幸いです。
ありがとうございました。
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