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俺が治す!という言葉


こんにちは、岡田裕二です。

最近はYouTube、ブログ、メルマガ、
ツイッターと書くこと、話すことなど

アウトプットが多い・・。

なぜ、いろいろ発信しているかというと、
世の中の健康に対する認識を変えるためです。

私は治療家であり、
整体を専門をしていますので、

治療家やセラピストの方に
新しい価値観をお伝えしたいのです。

健康に導くプロがいつまでも
身体や構造しか見ないこと、

いつまでも、テクニックで
治そうとしていること、

「俺が治す!」という考え方、

そこから変えなければと
勝手に思っています。

臨床で中心に置くもの

私は治療家になって10年以上が経ちます。

脱サラ組で、30歳を越えてからの
この業界デビューなので遅い。

だから、誰よりもテクニックを効率よく
磨こうと様々なセミナーに参加していました。

結論として思ったのが、

どんなテクニックを学んでも
治る人と治らない人がいること。

病気や症状や構造、解剖生理ベース
で人を診ても変わらないこと。

病気や症状は、
自分でやっていること。

それは、もちろん本人も
気づいていないこと。

人は「心」に支配されていること。


本当の意味で結果を出すには、
解剖生理ではなく、

「心」を臨床の中心に持ってくること!


行きついた答えがここにあります。
でも、この業界ではあまり理解されないけど・・(笑)

これがわかる素直な人は
ビックリするくらい変わります。


言葉の使い方を変える


まず、言葉の使い方として、

「病気になった。」
のではないということ!


先ほども書きましたが、
病気は自分で無意識にやっています。

ようは自分の潜在意識が必要で
やっているということ。

主体はあくまで自分自身です。


病気を自分でやっている以上、
それを「治す」という言葉自体がおかしい。

正解としての言葉は、
「病気をやめる」です。

ましてや、

治療家や医師が、

俺が治してあげる!


なんていう言葉、

私もよく使っていました。

一見頼もしく感じますが、
本来は意味不明なんです。

なぜなら、
「俺が治してあげる」という言葉の解釈は、

自分で選択してやっていることを、他人が無理やり辞めさせること。

と同じだからです。

これは、例えるならば、

言葉ではもうイヤ、辞めたい!
そう言いつつ、嫌々ながらも、

自分の意志で選択してやっている仕事を、

他人がその上っ面の言葉
だけを信用して、

「安心して、私が仕事を辞めさせてあげるからね!」

と言っているようなものです。

一見すると、優しさを感じますが、


潜在意識からすると、

イヤイヤ…、
自分で選びますからご心配なく。(-_-;)


ようは、

余計なお世話です!




深層心理ではその病気を必要としているのに、
無理なり治そうとするとどうなるか?

当然ながら、

抵抗するのです!


お前に決められたくない!
絶対に治ってやるもんかー。

俺の人生を

勝手に決めるなー!


って、心が叫ぶのです。

人は誰もが自由になりたい、自分の選択を勝手に変えられたくない。



だから、

他人が治そうとしてはダメなんです。

治そうとするのではなく、

自分で病気をやめる!


そう思えるようにサポートしてあげるのです。

患者さんは、自分でも

なぜ自分が病気をやっているのか?
あまりわかっていません。

ましてや、悲劇のヒロインを
演じたりもします。

自分で病気をやっているけど、
他人や環境のせいにもします。

要は、

病名という知識は、
腐るほどあるけど、

病気のことは、
何もわかっていないのです。

これは治療家も同じ

症状や痛みのメカニズム、解剖生理、歪みのパターンなど、症状に関してはすごく知識があるんだけど、症状や痛みの意味自体をわかっている人は皆無。


治療家、セラピストの役割は、

病名じゃなく、
病気を観ること

症状名ではなく、

人生を観ること。


原因を一緒に見つけてあげる、

心の囚われを見つけてあげる、

その情報を修正してあげる。

そして、考え方を教えてあげる。
生き方を気づかせてあげる。

それを「一流の技術」と言います。


手技テクニックは大事ですが、
もっと大事なのは考え方です。


一番大切なこと、

それは治療家の背景にある

イノチに対する哲学。


これに勝るものはなし。

以上、最後までお読みいただき、
ありがとうございます。


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