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腰痛と責任感


こんにちは、岡田裕二です。

12月は店舗での施術が大忙しです。
コロナ騒動以降、健康意識が高まってますね。

今、大忙しなのですが、
今週は最近3連休を取りました。

本当は北海道に行く予定だったのですが、
諸事情で行けなくなったので、

大掃除をしました。(笑)

家、庭、車、店など掃除する箇所は
たくさんあります。

新しい年、新しい時代に備えての
断捨離ですね。

おかげで全身筋肉痛です・・。

さて、今回もブログでは臨床での気づきを
中心にお伝えしたいと思います。

今回のタイトルにある、
「腰痛と責任感」

これについて、
お伝えしたいと思います。


若いのに背負うな!

先日、紹介で来られた
20代前半の女の子Aさん。

主訴は腰痛ですが、
それだけじゃなく、

今の仕事などに迷いがあるとのこと。

今の仕事が嫌なのかなと
思いきや、そうではなく、

仕事は楽しいし、
やりがいもある。


では、何が問題なのか?
カウンセリングでいろいろお聞きすると、

今の若い世代にこんな想いを
持ってる子いるのかな?

と思わせるくらい
優しい理由でした。


この子は母子家庭なので、

毎日お母さんが仕事して
疲れている姿を見て、

もっと私が支えないと・・

長女でもあるので、その思いがすごく強い。

仕事はファーム関係のお仕事なので、
決して収入が安定している訳ではありません。

親族からも、「会社に就職したら?」と
勧められているそうです。

でも、自分がやりたいのは今の仕事で、
そっちが自分の性格にも合ってる。

ただ、家族や収入を考えると、
仕事を変えた方がいいのかなと、

悩んでいる様子・・。


これを聞いて、
私が彼女に言ったのは、

責任感が強いのは、いいことだけど、

それは自己犠牲だよ。

家族のために自己犠牲するのはダメ。

何よりも親はそんなことを
望んでいないはず。

自分の子供が家族のために、
やりたいことが出来ない、

そんなのを喜ぶ親がいる
はずはありません。

生活も家族みんなで働いて、
ちゃんとやれているとのこと。

であれば、

絶対に自分の道を生きるべき!

20歳そこそこで
背負うべきことじゃないし、

何よりも、自分が毎日楽しく
過ごしていることが、

親にとっても、家族にとっても
今、一番必要な要素なのです。

いい循環は、いいエネルギーからしか生まれません。

自己犠牲のエネルギーがいい循環を
起こすとはとても思えないのです。



腰痛の原因は?


Aさんの腰痛の原因は、
わかりやすいパターンです。

構造的な部分で言えば、
この子の腰痛と関係が深いのが、

左股関節になります。

腰のように痛みはないが、
違和感はあるとのこと。

左股間節の潜在的な意味は、
メッセージマップ的に言えば、

左=女性や家庭を表現、
股関節=支える。

ようは、

お母さん(家族)を
支えられていない。


そして、

腰痛のメッセージは、
責任やプレッシャーを抱えている。

そうです、

責任感を抱えすぎ!

これがこの子の腰痛の背景にあるものは、
「長女として家族を支えないと!」

この想いです。

症状として出るということは、
そこに「気付きなさい」というメッセージです。

そして、

手放しなさいという意味

そんなに抱え込まなくていいよ。
もっと人生を楽しみなさい。
笑顔でいなさい。

そんな優しいメッセージです。

症状というのは、このような
優しいメッセージなのですよ。

決して悪いものではありません。

もちろん、物理的な疲労などで
起こる場合もありますが、

それは2次的なものがほとんどです。


自分を大切にすること


一見すると、家族のために働いて
偉いねと思われがちですが、

それは世間の上っ面の評価です。

そんなものに価値はなくて、
大事なのは、本人の心がどう思うか?


自己犠牲がなぜダメかというと、

自分自身を大切にしていない!

これに尽きます。

人は苦労したり、犠牲になるために
生まれてきた訳ではないはずです。

確かに、人それぞれ様々な
立場や環境がありますし、

一時的に我慢も必要かもしれません。
失敗することや問題も山積です。

ただ、

そこに、大きな意味があり、
そこに、大きな学びがある。

そして、これからの時代は
会社に属する時代でもありません。

会社に属してる方が安定する。

そんなのは昭和の神話です。
高度成長期を経験した人の話です。

これからの時代では、考えられません。

そして、会社や組織で生きるためには、

これからは個の時代。
その人の魅力が仕事になる時代。

とうことは、

個性全開で生きれる
ということ。

なので、今の自分を家族のために
押し殺さないで欲しい。

そんな話をしました。

二十歳過ぎの子に、

こういう話が通じるところが、
この子のすごいところです。

そして、何よりも
当院に来ることがスゴイ(笑)

今回のような臨床は、
正直、腰痛なんてどうでもいいのです。

もちろん、良くなる前提での施術ですが、

本当に彼女が求めているのは、
腰痛の改善ではありません。

それは2次的な要素で、

本当は自分を信じるための
後押しが欲しかったのです。

そもそも、

自分を100%信用出来ていたら、
腰痛なんて絶対に出ませんから。

若者は経験がない分、当然迷いますし、
大いに迷って決断するのも経験です。

いろいろ経験しながら、
自分の道を進んでもらいたいですね。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


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