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顕在意識領では変わらない。


こんにちは、岡田です。
10月に入り、いい天気が続いてますね。

久しぶりのブログ更新になります。
なかなか忙しくて、、(-_-;)

今回のブログは最近臨床で感じてる
ことを書いてみたいと思います。

同じ症状をお持ちの方でも、
すぐにくなる人もいれば、
なかなか良くならない人がいます。

その違いは何なのか?


もちろん原因はひとつではなく、
いろいろな要素がありますが、

ひとつは今回のテーマである
「顕在意識領域では変わらない」です。

これは勉強熱心な人ほど、
陥りやすい罠になります。


顕在意識と潜在意識

顕在意識と顕在意識の違いは
すでにご存じかと思いますが、

簡単におさらいします。
意識は大きく分けて2種類です。

顕在意識と潜在意識です。
下の図が分かりやすいです。



(画像はネットからお借りしました。)

よく氷山に例えられますが、
海面より上に出て、見えているのが顕在意識。
海面より下にあり、見えていないのが潜在意識です。

顕在意識が意識全体の4~10%
を占めるのに対して、

潜在意識の占める割合は、
90%以上になります。

顕在意識と潜在意識はどちらも大事なの
ですが、特に重視すべきは、やはり大多
数を住める潜在意識になります。

でも、ほとんどの方は、潜在意識ではなく、
顕在意識領域で物事を変えようとします。

考えてみれば当然で、自分では顕在意識か、
潜在意識の浅い領域しかわからないからです。

ただ、上の図のように顕在意識はたかだか5~10%
くらいなので、何か大きく変化する力はありません。


勉強しすぎる弊害


クライアントさんにも自分を変えたくて、
自分の悩みを解消したくて、
いろいろ学んでいる方がおられます。

いろいろ勉強することは本当に素晴らしい
のですが、ただ弊害もあります。

それは、知識が増えれば増えるほど、

知識の範囲内で結論を出すこと。


例えば、自分が今育児で苦しいのは、
自分の母親との関係が原因なんだと
わかったとします。

理由がわかることで、納得感はあるの
ですが、実生活は変わらない・・。

相変わらず育児で苦しんでいる。

こういう感じで、理由はわかっても
実生活にはなかなか変化が出ないのです。

なぜ、変化が出ないのか?

それは、顕在意識領域(知識)で動かそうとしているからです。

顕在意識領域は意識全体の10%以内です。
簡単に言えば、ここは理屈の世界です。

この顕在意識領域を変えても変化が
出ることはあまりありません。

逆に考えすぎることがマイナスに
なるパターンもあります。

そのパターンは、

ネガティブな記憶の反芻。

反芻(はんすう)とは、牛や羊などが一度飲み込んだ食物を胃から
口の中に戻し、再び噛んでからまた飲み込むことを意味し、
言葉や経験についてくり返し考え、よく味わうことである。


例えば、先ほどの育児の例でいえば、
育児にストレスを感じるのは、

自分が子供の頃に母親から受けた嫌な
記憶を思い出しずっと反芻してしまう。

潜在意識は、過去現在未来の区別はつけれ
ないので、今の苦しみとして認識します。

脳内で当時と同じストレス反応を
身体に引き起こしてしまいます。

そして、ネガティブを反芻することで、
生命エネルギーが枯渇していきます。

生命エネルギーが枯渇すると、
何も行動出来なくなります。

こうなれば、解決とは真逆になります。

やはり問題を解決するには、原因の世界である
潜在意識領域にアプローチすることが有効です。

ただ、潜在意識は理屈が通用しない世界、

非常識な世界なのです。

これは臨床の世界でも同じです。

理屈や理論、解剖生理、エビデンス
の世界で考えても臨床結果は出にくいのです。

なぜなら、顕在意識領域10%以内で
現実を変えようとしているから。

その場の痛みだけを取るという目的なら
それでもいいのかもしれませんが、
一時的な変化で、すぐに症状は戻ります。

症状は潜在意識が大きく関係するからです。

やはり観るべきは、潜在意識領域の
非常識な世界なのです。


現実世界が動き出す


潜在意識で囚われていた問題(情報)が
変わると、現実世界が動き出します。

ようは、

実生活に変化が出ます。

周りの人が急に優しくなった・・
旦那が変わった・・
子供がいう事聞くようになった・・
会社の嫌いな人が移動になった・・
仕事の依頼が増えた・・
ラッキーなことが続く・・

などなど

こういう変化が自分の周りに起こり
はじめたら、潜在意識が動いた証拠です。

病気や慢性症状がある方は、
この後に症状が消えていきます。

病気や症状が無くなるから、
人生が良くなるのではなく、

人生が先に動くから、病気や症状が必要なくなるのです。

この順番が大切です。

でも、ほとんどの方が病気や症状を
いきなり無くそうとします。

これは治療家セラピストでも同じです。
症状だけを取ろうとしてもダメなのです。

それは、一時的な変化で終わります。
すぐに再発するか、別の症状を作ります。

その人生を先に動かす臨床を得意とするのが、
CKワープの臨床となります。

最後は宣伝となりましたが、自分が
どの領域で人生を変えようとしているのか?

一度考えて見てください。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

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人生を動かす臨床
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