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治りたくない理由がある〈心理的逆転〉


こんにちは、岡田裕二です。
週末は高知へ向かいますが台風がやばい・・。

少しづつCKワープ臨床システムの
治療法が認知されつつあります。

特に一般の方で治療などに詳しい方、カウンセラー、コンサルタント、治療家ではないけどその関連の仕事をされている方、医療関係者など、

そういう方からビックリされることや
褒めて頂くことが多いのでとても嬉しいです。


心理的逆転とは

日々臨床をやっていて、なかなか良くならなかったり、改善していかない人にはある特徴があります。

それが、心理的逆転です。

ようは、健康になりたいから治療院や病院へ
行く、頭では治りたいと当然思っている。

でも、潜在意識(深層心理)ではどう思っているかというと、

治りたくない!

治ったら困る!

これが心理的逆転です。

頭で考えていることと、
心で想ってることが違うことです。

これは非常に多い現象です。
なので、臨床時には必ず検査してそれを調べます。

ポイントは、ちゃんと検査しているか?

相手に聞いても、「そんなことはない!」と
必ず否定されます。

本人がわかっていないので当然です。
潜在意識のことは本人もわからないです。

だから厄介なのです。


YouTubeチャンネルでも解説しています。
https://youtu.be/4mmgs4qpNWY

 

治りたくない理由がある その1


では、なぜ治りたくないのか?
そこが非常に重要なのです。

これは私の臨床では大きく2パターンあります。

1つめは、メリットがある場合

病気や症状をやることでメリットを得られる。

これは病気や症状だけではなく、
事故やケガなども同じです。

事故やケガも一見不運な感じはしますが、
実は100%自分でやっています。

潜在意識の表現としては、
一番多い理由がこれです。

休ませてくれー!

病気や症状があると、会社や仕事を
休む正当な理由が出来るのです。

周りも病気でも仕事に来い!とは言いません。
逆に心配や同情をしてくれ、堂々と休めます。

潜在的には、俺は病気だから
休む権利があるんだー!


そんな意識が背景にはあります。

仕事が楽しくて仕方がない方はこうなりません。
毎日苦痛を我慢して頑張るとこうなります。

その代表的なのが、うつ病など精神疾患です。

何度も事故をする人、事故られる人も同じです。
休みたかったり、事故なら保険金が入るメリットがあります。

人は「やらなくていい理由」を作るために、病気や症状を作ります。

普通に考えれば、病気を作ってまでする仕事もないし、嫌なことならやらなければいいやん!と思いますが、立場や状況がそれを許してくれません。

人間には自由が必要ということです。


治りたくない理由がある その2


2つ目の病気や症状を作るパターンが、

心の囚われ:誰かの注目を引きたい時です。

家族、恋人、会社の人など特定の人から、
注目をしてもらい時

多いのが、

病気になったら

優しくしてくれる。

心配してくれる
同情してくれる
気にかけてくれる
話しかけてくれる など

先日診た女性の方は、なかなか
体全体の不調が良くならない、

本人はしんどいから本当に治したい!
そう、おっしゃいます。

検査したら心理的ブロックがあります。
ようは、治りたくない!

その心理ブロックの原因を検査したら、

長年不倫関係があった男性と最近別れることになり、仕事も失い、ローンは残り、裁判などに発展したけど、あんなに尽くしてきたから未練はまだまだあるし、まだ割り切れない・・。

ようは、この方の感情を表現すると、
私はあなたのせいで、経済的にも心身的にもこんなに大変なことになってるのよ、あなたばかりいい思いをして!

こんなに大変で不幸な私のことをもっと見てー!


この感情を病気や症状で表現しているのです。

だから、簡単に治ってもらっては困るのです。

こういうケースは実はよくあるのです。
これが人の心理(心)、理屈でどうのこうの出来る問題ではないのです。

こういう場合は、まずそのいう心理が働いていること、だから病気を必要としていて、自分でやっていること。

それをご本人に理屈で理解してもらう必要があります。

そして、その感情を少しづつ手放せるように、
治療を通してサポートしていきます。

心理的な逆転はテクニックで一時的には外せます。まずは外した状態で治療をしていき、潜在意識の囚われをこちらの技術的な面と、ご本人自らが自分と向き合うことで、変えていくしかないのです。

ただし、CKワープの臨床スタイルは
その強力な後押しにはなります。

なので、症状や痛みだけを診て構造的な治療だけをしていても、こういう方には全く効果がないはずです。

逆に治療すればするほど、潜在意識のブロックが強くなる可能性もあり、そうすると余計に改善しなくなります。

なので、治療家の方はテクニックの
数ばかり身に着けても意味ありません。

人間は、心から健康になりたいと思えば、勝手によくなります。


それが真理なのでしょうね。

治療家セラピストの仕事は、そのサポートです。
健康になるのは、あくまでもご本人です。

最後までお読みしただき、
ありがとうございました。(^^♪

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